毎年何回かは大河について書こうと思ってるので今年も。
大河ドラマの面白さと、誰が主役かはそう関係ないよね?って言うお話。
今回は、上杉景勝の家臣・直江兼嗣の物語。
この人のことはあんまり知りません。
知らんと言っても、昔から大河は見てるし、「愛」の兜は有名だし、全然知らんってほどでもない。
で、今回は妻夫木聡が直江の役をやってて、今のところ好演かなぁと思います。
妻夫木初登場の時はちょっとん?って感じのテンションもあったけど、やっぱ元々のバランス感覚なのか、今では全然違和感ない感じに。
あんまり先入観もないし、すっと入ってきてます。
これが「新選組!」の時は一般的な先入観とのズレから猛反発をくらったりしてました。
やっぱ先入観と言うのはドラマ見る時、邪魔だなって思います。
特に大河ドラマだとすごい有名な武将とかばっかり出てくるから
あの時の信長がベストだとかあれはイメージ違うとか色々あるのは当たり前かなぁと思います。
そして、特に先入観とのずれを感じることが顕著なのは幕末モノらしくて、これは、ドラマとして描かれる時に結構画一的な描写をされまくっていて、ちょっとでも違うともう違和感を感じてしまう。と言うのと、戦国モノと比べると知識の絶対量が不足してたりしてこう言う解釈もあるよねってのが受け入れずらいってのがあるらしいです。
昔どっかで読んだだけなんだけども。
天地人も、上杉謙信が「風林火山」の時とキャラはだいたい同じでも全然雰囲気違うんだけども特に何も言われんしね。
よく知らないから許せる部分と、なまじ知ってるから許せない部分の見極めを上手くやんないと、ドラマって難しいんでしょう。
で、僕は思うんだけども、その「なまじ知ってる」ってのは、実は全然知らないのと同じくらい、まだまだ歴史的背景やら言動やらが埋もれてるわけで。
その人物についてWikipediaで調べてみるだけでも知らなかった史実があったりと、奥深いんですね。
また、僕の場合、その調べて分かった史実が上手くドラマに活かされてたりすると、ニマニマとしてしまいます。
先の篤姫だと、歴史上は将軍家定公はやっぱり頭の弱い子だったってことになってるんだけど、ハリスと会見した時には、ビシッと挨拶したって記録が残ってたりして、ホントのとこどうなの?って感じです。
それをドラマでは、ホントは頭良いけどバカのフリしてましたって脚色したわけで、こう言う肉付けは面白いわぁと思います。
#ちなみに新選組!の時はもの凄い各所にそれが散りばめられてて、そのせいではまりました。
だからどんな役者だろうと、どんな演出だろうと、僕はとりあえず見てみることにしてます。
もちろんストーリーがグダグダであれば、それはもうブーブー言ってるんですけど。
と言うわけで、長澤まさみいらねぇーーーーーーと思いつつ、来週からも見ていきます。
キーボードを新調したので、長文打ってみたくなって、長々と書いてみました。